ハローこんにちは。
尾宅野リッカです。
本日は、カナダの名作映画である CUBE という作品をご紹介します!
数々の罠が仕掛けられた空間「CUBE」に閉じ込められた男女6人の脱出を懸けたサバイバル作品でございます。
一見B級っぽくて何が言いたいのか謎な作品でしたが、「だからこそ面白い!!」と思えました(≧▽≦)
CUBE独特の世界観みたいなのにハマるんですよ~✨
では、具体的なネタバレを最小限におさえつつ作品の感想・考察を書かせて頂きますね!
(結末はあまりにも有名らしいですけど、本記事では伏せておきます)
Contents
CUBEってどんな作品ですの?
性格や生い立ちが大きく異なる6人の見ず知らずの他人が、知らぬ間に立方体の死のトラップが張り巡らされた出口のない迷宮に放り込まれる。
どう迷宮に来たのか記憶がない彼らは、出口を見つけなければならない。
(引用元:amazon プライム・ビデオの作品紹介部分)
1998年の作品です。ジャンルはホラーまたはスリラーです。
ロケ地が建物の中だけだからなのか、
とネットで言われてるそうです…💦 一見B級映画に見えますし。
(でも低予算なのに海を越えて大ヒットして日本でリメイクまでされるとか、凄いですよね!)
複数の立方体の小部屋で編成されている空間「CUBE」に閉じ込められた男女6人。
小部屋のいくつかには罠が仕掛けられていて、ハマったら高確率で死んでしまいます。
数々の罠をかわしつつ、隠された謎を解き、「CUBE」から果たして生きて出ることができるのか・・・??
!!少々グロいシーンがあるので観閲注意です!!
作品の内容に沿って感想・考察をまとめてご紹介
この作品で一番の衝撃シーンは、最初の最初です。このシーン無しには語れないです。
CUBEの部屋でひとり目覚めたスキンヘッドのおじさん、今回のメンバーの1人なのかと思ったら、
仕掛けられていたピアノ線で肉体を切り裂かれてサラッと死んでしまいます。
一瞬で血も吹き出さずにサイコロステーキのようなバラバラ死体になります(゚Д゚;)
そんな悲惨な最期をとげた彼はネットで「サイコロステーキ先輩」と呼ばれているんだそう。
さて、そんな惨劇が起こったとは一切知らない男女たちは、CUBEの中で覚醒して次々と顔を合わせていきます。
回りくどいことは一切なく、
「ここはどこだ!」
「こんな所に来た覚えはない!」
「どういうことなの!」
から早速始まります。だいぶのめり込みが早いです。
(狭いところも敢えて動きやすそうな作業服みたいな服を全員同じで着させられていました。これには少し悪意を感じました💦)
- 男性警察官・クエンティン
- 脱獄犯のベテラン男・レブン
- 精神科の女医・ハロウェイ
- 数学専攻の女子大生・レブン
- 男性設計士・ワース
- 男性障害者・カザン(途中から登場)
彼らには何の共通点も無く、過去に会ったことすらありません。脱獄犯のレブン以外は犯罪歴もありません。
分からないことだらけですがとにかくこの空間CUBEの出口を探すべく、上下左右に多く存在する部屋を探索していきます。
が、時には罠が仕掛けられているハズレの部屋にバッティングして
罠のバリエは、炎・刃物・酸・ピアノ線と豊富で、視聴者を飽きさせません。
部屋のカラーも赤・青・黄とか様々で目がチカチカするので、ハラハラ感がより一層引き出されます(;”∀”)
- どの部屋に出口があるのか?
- どの部屋に罠が仕掛けられているのか?
謎解きの鍵は、各部屋の小さな入口付近に刻まれた3組の数字です。
この数字から数学的な法則を見い出し、数学専攻の女子大生・レブンが中心になって解析しながら進んで行きます。
さらにその後に男性障害者のカザンが、天文学的数字の計算を暗算で解いて大活躍します(この下りはけっこう有名ですよね)
・・・しかし、非常事態での集団行動は「あいつムカつく」が付き物。
心身ともに極限まで追い詰められていくメンバー間に生まれていくのは、信頼関係よりも憎しみの感情です。
ちょくちょく裏切りが起こり、人が死に、混沌がどんどん加速していきます。
(人間は窮地に立たされると、自分の思い通りにならない人に対して強い殺意を覚えるんでしょうか。例えるなら納期前のブラック企業みたいに)
物語の最後には外の光が見られるんですけど、「ハッピーエンド」と思うのは100人中で1人くらいだと思います。
残された謎
CUBEを作って男女6人を閉じ込めた黒幕は?
CUBEをさまよっているメンバー間で「これは政府の陰謀では?」という声が出ます。
でも結局CUBEは誰が何の目的で作ったのかは最後まで明かされませんでした。
そこで、私は勝手に“悪の科学者が裏で糸を引いた説”を推してます。
と予想していますが、どうなんでしょ。
ワースの放った名言の裏側は?
エンジニアのワースはせっかく外の世界の光を拝めたのに、座り込んでこう言います。
外に出たって俺には生きる目的が何もない。
あるのは人間の果てしない愚かさだ。
ワースは障害者・カザンの次に口数が少なく、変な場面で薄笑いを浮かべたりする謎キャラです。
が、何とCUBEの外壁の設計者だと発覚します!!😲
しかし彼はあくまでも外壁の設計に携わっただけなので、CUBEを建設した目的等については全く知らされていません。
そんな彼がCUBEをさまよっている時に発した言葉
僕たちがここに居るのは、人間が世界を持て余した結果なんだよ。
が、物語の本質だったのかもです。
意味深な発言の裏側を掘り下げてほしかったです。。。
作品のここだけが残念だった
数学的な推理をする時の情報量が少し詰め詰めだったので、シミュレーションなどを使ってもう少し分かりやすく解説して欲しかったな〜
と思いました😥
(でも公開された当時は1998年だからそんなの無茶ですよね)
なかなか面白い数字の謎解きだったのに、少し勿体なさを感じました。
CUBEを見放題で見られるのはどの動画配信サービス?
U-NEXTで見放題で見られます(※)
上記の通り、初回は31日間月額無料で期間内解約OKなので、未登録のお友達は是非試してみて下さい!
以前はAmazonプライムでも見放題対象だったんですけど、いつの間にか外されててショックでした😭
日本リメイク版「CUBE 一度入ったら、最後」について
2021年10月に公開予定の日本リメイク版、実はけっこう楽しみです。
内容は現代の日本風に非グロにアレンジされたのか?
それとも曲げずに元祖(カナダ90年代)のグロいノリをそのまま受け継ぐのか?
・・・期待大ですね!!
【追記】日本リメイク版見てきました!
部屋の雰囲気(色や小汚さ)や数字の謎解きに関しては割と元祖を受け継いでいて、ちゃんとグロ要素も盛り込まれていて面白かったのですが、
やっぱりどこか日本の道徳に守られている感じがあって少し残念でした。
なので、私は元祖(カナダ版)派かな・・・と思いました。
作品単品の良い悪いは別として、日本リメイク版を見るのならまずは元祖を見てからの方が良いと思います!
頭の片隅で元祖と比較しながら視聴すると、細かい相違点・類似点から色々な発見(時代ギャップや国のギャップとか)ができて楽しさ倍増なので😆
90年代のグロい海外ヒット映画を見たオタク女から、最後に
以上。推し映画・CUBEのご紹介でした♬
色々な謎が残されたまま物語が終わりましたが、オリジナリティが大きいので「ヒット作」と言われて大きく納得できる映画でした。
ただし見終えた後は気分が下がると言うお友達もいたので、できればに昼に見るのは避けた方が良さそうです(;´・ω・)
ちなみに続編で「CUBE2」や「CUBE ZERO」があります。
見てみようと思ってネットで口コミを調べたのですが
でも今回紹介したエピソード1は確実に名作ですし、独特な面白さがあります!
是非一度、見てみて下さい♪
それでは、ごきげんよう💖
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